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株式会社ゼンリンデータコム

お寺で目隠し精進料理体験!アンコンシャスバイアスを認識し、心理的安全性の高い職場に導く管理職研修

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【実施企業紹介】
設立:2000年

事業内容:
・ネットサービス事業
使い勝手のいいパッケージで、お客様企業が展開するネットビジネスの課題を解決。

・モバイルサービス事業
地図情報サービス「いつもNAVI」をベースに、生活を便利にするモバイル端末用アプリを提供。

・ITS事業
自動車メーカー様に最も近い場所で、カーナビ用アプリケーションを開発。

 

従業員数:393名(2023年4月1日現在)

 

本社所在地:東京都港区

 

企業サイト:https://www.zenrin-datacom.net/

【実施対象】

理職 25名

【実施概要/本企画の狙い】

「自律的で変化に強い組織」を作るために、「アンコンシャスバイアス(無意識の思い込み)」を正しく認識し、「心理的安全性の高い組織風土」をどのように自組織で形成していけば良いかを考え、実践するためのきっかけの場とする。

【当日のプログラムの流れ】

・都内のお寺に集合
・仏教的な観点で多様性の尊重、心理的安全性に関する住職からの解説
・目隠しをして精進料理を食べる体験(6品ほど)
・自分自身のアンコンシャスバイアスチェック
・職場の心理的安全性チェック
・自部門の改善ポイントと改善アクションプラン策定

 

本プログラムでは、「アンコンシャスバイアス」「心理的安全性」というテーマを軸にどのようにして「自律的で変化に強い組織」を作り上げていくべきかを、管理職が自らの組織で考えることを目的に実施いたしました。

「アンコンシャスバイアス」「心理的安全性」というテーマ自体は、世の中に書籍も溢れ、ネット検索、動画共有サイト等でも理解は進められる内容ではありますが、あえて集合型の研修でやる意義として、考え方に腹落ちして共感し、実際の職場でどのように行動に移せば良いかを掴んでいただくことを狙いとしました。

そのための仕立てとして「お寺という非日常空間」で実施し、目隠しをしながら精進料理を食べて料理の食材を当てる「暗闇ごはん」という体験プログラムを実施。このプログラムを通じて、視覚で物事を見定めることで、かえって「これはこういうものだ」という無意識の思い込みを生み出していることや、視覚を失った状態で前提条件をそろえずにコミュニケーションをすることの難しさなどを体感していただきました。

その上で、自分自身がどのようなアンコンシャスバイアスを持っているのかをチェックシートでセルフチェックするワークを行い、また、自分がマネージメントする職場が心理的安全性の高い職場と言えるかどうかもセルフチェックをするワークを行いました。加えて、最終的に浮かび上がった職場の課題をどのように解決していくべきかをグループで討議し、改善に向けたアクションプランを定義するワークを実施しました。

【実施後の参加者の声】

・「暗闇ごはん」を体験し、先入観や無意識に断定するような発言をしてないか、自身が普段チームメンバーと接するシーンと置き換えてイメージすることができる非常にいい気づきがありました。

言動だったり、それまでの傾向、誘導によって思い込み・決めつけが激しくなり、客観的に見られなくなっていた自身に気づきました。見えるもの・経験してきたことによる判断も必要ではあるが、それだけではなく1度立ち止まって判断した事が正しいのかを分析した上で行動だったり口に出して述べたりすべきと改めて考えるようになりました。

心理的安全性のテスト20項目を受けて、漠然としていた課題が具体的になり、チームのメンバーが自己の成長を実感できるような仕組みを作り、ひとつひとつの物事の習得度を定量化し自信を持つことができるようしたいと考えました。

・実体験から入った今回の研修は、とても楽しく記憶に残るものであった。テキストと話がメインの研修だと、ワークを行ったとしても記憶にあまり残ることがないので、今回の研修はとても良い体験となった。

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