マネジメント総数10,000人以上!元リクルート役員で弊社、株式会社エクスペリエンサー取締役 冨塚 優(通称:トミー)が主催する、人材育成、組織開発のナレッジが詰まったYOUTUBEチャンネル「ポケカルビジネスTV」の内容をダイジェスト版としてご紹介していきます。
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【この記事(組織をダメにする社員)で書かれていること】
組織をダメにする社員6つのタイプとは?
(ヒガキ)よろしくお願いします。今日はですね、チームとか組織をこうダメにする社員ってどんなタイプがいますか?っていうところをタイプ分けして色々お伺いしたいなと思っています。
(トミー)何でそんなこと聞きたいんですか?
(ヒガキ)結構皆さんがそういうチームをダメにする社員のタイプを知りたいと。
(トミー)例えばヒガキさんみたいなタイプとか、そういうこと?
(ヒガキ)もっと抽象的な、固有名詞じゃないですね。何々タイプ。僕は何々タイプに属するんでしょうけど。
(トミー)属するんですか?自覚はありますか?
(ヒガキ)はい・・・。
(トミー)例えばどういうあたりが?
(ヒガキ)押し付けタイプとかですね。
(トミー)押し付け、それは社員じゃないですね。管理職ってことですね。で、今日は社員なんですね。管理職ではない。管理職も当てはまることがあるかもしれない。
(ヒガキ)社員だと、僕はあれですかね、斜に構えるとかそういうタイプかもしれないです。
(トミー)それは組織ダメにしません。別に斜に構えるぐらいだったら、それはしょっちゅういますから、確率的には。そんなものよりもですね、もっと重いものがありますね。僕の中では6つ考えてみました。まず1番厄介なものからいきますか?それともライトのやつからいきますか?
(ヒガキ)ライトからいきましょう。
①自己中心的社員
(トミー)1番ライトのやつはですね、自己中心的。自己中ですね。
(トミー)組織ですから、チームで何かをするっていうことですよね、基本はね。で、その時にもう自分のことだけしか考えない。自分が良ければ全て良しみたいな、そういう人がいると、やっぱり組織ってのはまとまりにくいですよね。 スポーツに例えるとね、団体競技、ラグビーみたいなものとですね、100メートル走みたいに言われるわけですけど、別に100メートル走って陸上やってた方だったらお分かりだと思いますけど、自分1人で走って100メートルが速くなってるわけではないわけですよね。
やっぱりそのアップから始まって、何人かでやるわけですよ。柔軟だって1人ではなかなかできないとかね、タイムを測ってくれる人がいるとかね。色々なチームの中での役割、マネージャーさんがいるとかね、いろんな人の中で活かされているっていう部分があるわけですよ。コーチがいたりとかっていうことだから、結局自分1人でやってるわけではないですよ、何事も。
なので、その中で、自分のことだけ考えて、自分だけ良ければいいっていう人っていうのは、やっぱり一緒になかなかやりにくいよね。という意味で、だんだんその組織が、「なんだあいつ自分のことばっかり」みたいになって「知らないよ」ってなって崩壊してくっていうパターンですね。 自己中っていうことが1番ですね。
②無責任社員
で、2番目はですね、無責任、責任を取らない。自分がしでかしたことも自分事ではなくて他責にする。何か上手くいかないと、「俺が悪いんじゃなくて、あいつが〇〇で悪いんだ」とか、「上司が悪いんだ」とか、「会社が悪いんだ、世間が悪いんだ、景気が悪いんだ」とにかく自分に非はないと、周りが悪いんだっていう風に言い散らかすやつですね。
(トミー)で、こういう人が、もう声がでかくなってくると、本当に面倒くさいです。
(ヒガキ)他責の人は何話しても無駄って話す側も感じやすい傾向がある気がします。
(トミー)コミュニケーションとってるとだんだん気持ちがネガティブになってくるっていうようなタイプですね。
③評論家社員
3つ目は、似てるんですけど、評論家ですね。
(トミー)これ1度言ったことがあるかもしれませんけども、自分事ではないんですよ。他人事なんです、全てが。で評論するわけですね。 こういう風にできない組織が悪いんだとか、上司が悪いんだ、会社が悪いんだみたいな感じでですね、批判ばっかりすると。
自分のことは一切振り返らない。無責任ね、2番目に言ったものと多少近いんですけども、こういうような評論家のタイプの人っていうのは、どう評論をさせないようにするのか、 もしくは組織からオミットするのかっていうことは真剣にやっぱり考えていかないといけないっていうですね。
(ヒガキ)中には違う部署の評論をするような人もいますからね。関係ないじゃないかみたいな。
(トミー)そうそう、関係ない。
(ヒガキ)1番、影響悪い感じですかね。
(トミー)時事ネタにもよく首突っ込んできますけどね、そういう人はね。
④噂話好き社員
4つ目ですね。噂話が好き。
(トミー)これも結構厄介ですよ。本当にこれね、組織悪くするんですよ、雰囲気を。噂話って言ってもあれですよ、広末と鳥羽シェフが~っていう。この手の噂話だったらまだマシですけど。
(ヒガキ)いわゆるゴシップですよね!
(トミー)社内の誰と誰が付き合ってんじゃねー?とか、あるのかないのかわかんないような話も面白おかしく盛って話をする人。これって人の手を止めたりもしますからね。噂話はほんとに困ります。それがあったかもなんか事実のように語っていかれてしまう。
「ねえねえ、知ってる?ヒガキさんって〇〇なんだって」って「何それ?」つって。
「いや、ハラダさんが言ってたよ」とかってハラダに聞くと、「いや、僕はそんなこと言ってませんよ」みたいな。誰が言ってんだよみたいなね。 こういうわけのわかんない噂話がこう回る。何で噂話が回るか知ってます?
(ヒガキ)いや、わかんないです。
(トミー)そういう経験ない?
(ヒガキ)ありますね。聞くことありますね、噂話。
(トミー)うん。噂話してる人ってどんな人?
(ヒガキ)よくふらふら立ち歩いてたりとか、トイレとか喫煙所でよく会うタイプの人じゃないですかね?
(トミー)てことで、暇なんですよ。暇な人が噂話するんですよ。だから暇をなくすってことですね。
(ヒガキ)打ち手としては。
(トミー)僕は過去ありますよ。じゃらんの時に。それがなんと派遣社員だったっていうですね。誰が言ってんだろうって辿っていくと。で、それがそのマネージャーが庇うんですよ。「彼女はそんなことは言わないです」みたいな。 ある日、その彼女がその庇ってる上司のことを悪く言ってるのを録音したやつがいてですね、
(ヒガキ)怖!!!
(トミー)「ほら、言ってるでしょ?」っていうのを聞いて、そいつは泣きましたよ、その場で。「もう人間不信だ」って言いましたけど、そういうことがあって、 結局契約をしないっていう形で終わりにしましたけど。社員の場合、結構大変ですよ、それ。「そういうことをするな」という風に言っていくのは。なんで、これは大変ですね。
⑤ボス猿社員
5つ目、ボス猿ですね。
(トミー)派閥を作るとかね。
(ヒガキ)なるほど、派閥ですね。
(トミー)マネージメントラインじゃないのに、勝手に自分がお山の大将、ボス猿になって攻撃っていう問題もありますけどね。猿ですから。他のボスを攻撃して、その中で組織内派閥みたいなものを形成していくっていう。これはもうほんと壊れますよ、組織。めんどくさい。2分、3分になるみたいなね。ワンチームどころじゃないですよ。これは大変ですね。このボスザルを潰しに行くのはもう上の人の役目です。その組織のトップしかできない。
(トミー)昔ホットペッパーを創った平尾さんっていう方がいてですね、役員だったんですけど、 平尾さんはある日突然、「今日は〇〇へ行ってくる」例えば「今日は福岡に行ってくる」「何しに行くんですか?」突然なんで?「ボス猿退治だ‼」って言ってもう役員自らが飛んで行って、そのボス猿になってるやつに「いい加減にしろ!」っていうことを叱りに行くっていうですね。
そうすると、マネージャーとか部長とかじゃなくて、もう担当の役員、トップですよ、その事業の人が来て、それを潰しに行くっていうね。 叱りに行くっていうことをやられると、叱られた方は強烈に、衝撃的にマズいっていう風に思うっていうね、っていうのを、話を僕は平尾さんから聞いたことがあって。これがトップの仕事の1つにちゃんと入ってるんだぞっていうことを、トミヅカちゃんと理解しといた方がいいぞっていう話をされたことがあって、なるほどなっていう風に思いましたね。
⑥モンスター社員
私が最大に困ったのが、この6つ目なんですけれども、モンスターっていうですね。
(トミー)モンスターペアレンツっていう言葉は聞いたことあると思うんですけど、モンスター社員ですね。これは厳しいですよ。 病気なんじゃないかなとも思うんですけど、とにかく無差別に他人を攻撃する。
何かあってもすぐにガーっと、もういじめどころじゃないぐらい徹底的にぐうの音も出ないほど潰しにかかるっていう、人格否定みたいな。これやられると、やられた人間は潰れますよ。で、それに関与してまあまあまあとか間に入ってくやつが全員攻撃されてくっていうですね。
そうすると、もうもう、もう、もういいですみたいな感じになって、で、そいつがさらに暴れてるみたいな。これ、本当に困りましたね。 どうやって解決するのか?この人をなだめられる人を探すしかないです。
(トミー)誰をあてがうのかっていう。1回そういうこと本当にあったんですけども、2回あったかな。1回は自分だったっていうですね、最悪な。俺の言うことは聞くみたいな。 もう1人は、僕の言うことも何も聞かなくて、高下さんっていうね、姉御肌の女性の先輩、僕より先輩ですけど「高下さんが言うんだったら分かりました」みたいなっていう人がいたんで、なんとか収まるみたいな、辞めさせることもできないんで、本当にこれは大変ですよ。
っていうことで、以上6つの組織をダメにする社員というようなことで思い当たる方がいらっしゃる、組織長の方はですね、これはもう早急に、早く手を打たないと、本当に組織が壊されていきますんで、何かの参考にしていただければという風に思います。
(トミー、ヒガキ)本日もありがとうございました!
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