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価値観が合わない職場の人との付き合い方【元リクルート役員がズバッと回答】



マネジメント総数10,000人以上!元リクルート役員で弊社、株式会社エクスペリエンサー取締役 冨塚 優(通称:トミー)が主催する、人材育成、組織開発のナレッジが詰まったYOUTUBEチャンネル「ポケカルビジネスTV」の内容をダイジェスト版としてご紹介していきます。


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【この記事(価値観が合わない職場の人との付き合い方)で書かれていること】


価値観が合わない人とどうすれば建設的な話し合いが出来るか?

(サトウ)よろしくお願いします!


(トミー)よろしくお願いします。


(サトウ)今日は、合わない職場の人との付き合い方ということで3つ質問させていただきます。まずは、一つ目。

①価値観があわず、意見で衝突してしまう。どうすれば建設的に話し合いができるか?っていう質問です。

(トミー)そうですね、まあ、価値観が自分と合う人ばかりでは当然ないので、違う価値観の人の話をどこまで自分自身が受け入れることができるのか?っていうね。こういうところが非常に重要になってくると思うんですよ。で、価値観が合わないなって思うのには理由があると思うんですよね。


で、たぶん、それまでのコミュニケーションの中で自分と考え方が違うということを、かなり主張されたりとか声が大きくガーッといわれるとか、威圧的とかね。何だかしら単に話し合いをしていて、「ちょっと考え方が違うな」っていうような感じであれば、たぶんここ(価値観が合わない)までは思わないんじゃないかなと思うんですよ。

「まあ考え方が違う人もいるよね」って言う話で終わると思うんですね。


ただ、「価値観が合わない」っていう所まで来るというのは、結構否定的になられたりとか自分自身がうまくコミュニケーションとれないような感情のところまで関係性がこじれてしまっていてる、そういう風に考える方が現実的なのかなという気がするんです。というようなことを前提としてお話をしようと思いますけども、基本的にこの手の人っていうのは2つに分けて考えた方がいいと思います。


価値観が合わないと思う相手のことをどこまで理解しているか?


価値観が合わない相手=Aさんとしましょう。一つはAさんのことをあなた自身がどこまで理解をしていますか?っていう話ですね。

(トミー)何事に関しても衝突をするっていう話なのか、どうってことないことはいいんだけど、凄く重要なことに関して意見が対立してしまっていて、これを意見を調整しないといけないって思うのか、どちらかパターンがあると思うんですが、基本的にその人のことをどこまで理解しているのか?ということです。


だいたい「価値観が合わない人」っていう風にシャッターを下ろしたくなるタイプの人っていうのは、実は相手のことをよく理解していないというケースが僕は多いような気がしています。

(トミー)僕自身は実はあんまり苦手な人っていうのは少ない方だと思うんですが、周りをこう見ているとですね「やっぱあの人と考え方合いません!」みたいなことを言う人いるんですけど、そういう人に対して僕は同じ言葉を投げかけています、いつも。

(トミー)「その人の誕生日知ってますか?」「その人の喜怒哀楽、言えますか?」「好きな食べ物知ってますか?」って聞くんです。で、大体の場合ほとんど9割以上の人は”知らない”と言うわけですよ。


ようは、相手のことをよく理解していなくて、ある言葉・ある一つの事柄に関して「すごく意見が違うな」と対立してしまって、もうその瞬間から相手に対して興味を失ってしまってシャッターを降ろしてしまう。なので、「苦手」だとか「嫌い」だとか「合わない」っていうような感情を持って話を聞くとすべての話が自分に対してネガティブに聞こえる。


なので、その段階から何を言われても、むかつくな!みたいな感じになってしまうので、まずは相手のことをよく理解するということをしてみたらどうかなって思うんですね。


で、今もめている事柄はちょっと一旦横に置いておいて、「この人はどんなことが好きなのか?」「どういう時に怒ってしまうのか?」みたいなことをまず相手を理解をしてみると、実は以外にもめている案件以外のところで言うと、「なんか意外にいいところあるじゃん」とか、そういうようなことが結構あるような気がしています。


なので、①シャッターを閉めずに一旦まず相手のことを調べてみる。

(トミー)その上で、②コミュニケーションがとれるような状態を作るというようなことをまず自分がやってみましょう。

(トミー)基本的にですね、相手を変えようと思っても無理です。相手を変えるためにはまず、自分の相手に対するアプローチを変えない限り、変わりません。

(トミー)「過去と他人は変えられない。変えられるのは未来と自分だけ」自分はどうやってアプローチするのか、アプローチの手法を変えるしか関係性は変えられないので、まずそれをトライしてみるっていうことだと思います。


2つ目のケースっていうのは、②良く知ってるし、コミュニケーション取ってます。

(トミー)ただ、ある出来事を境に、ものすごく関係性が悪くなるとかね。「この件に関しては譲れない!」っていうことがどんどん増えてきて感情論的になるんで、建設的な話ができない。こういうケースの場合もあると思うんです。


相手が感情的になっている場合は、自分の心に余裕を持つ


建設的に話ができない=感情的になっているんですね。じゃあ感情的になっている状態っていうのは、(1)自分も相手も感情的になっているのか、(2)自分だけなのか、(3)自分は別に感情的じゃないけど、相手が感情的になっている話か、まあこの3パターンだと思うんですけれども、基本両方感情的だと思っているか?もしくは相手が感情的だと思っているか、自分だって思っているか。自分だと思う人はあんまりいないと思うんですよね。


だったら自分が直せばいいっていう風に思うわけですから、基本やっぱり相手が感情的になってるんじゃないのって思うケースが多くて。で、それに対して「私もひょっとしたらまあ・・・一緒になって感情的になってるかもしれないね」っていうちょっと冷静さを持っているケースもあるかもしれません。

(トミー)ベースはやはり、相手が感情的になってくるのをどうやって感情的にならないで対応することができるか?っていう話です。


これはもう一個しかなくて、「あー・・・あの人子供だね。」とやっぱり思うしかなくてですね。自分が冷静になって、「あっ自分の方が大人だな」というぐらいに心に余裕をもって対応するしかないと思いますね。


共通の知り合いに間に入ってもらうのも手


で、そういうような対応をしても、なおかつ関係性が改善できない場合は、僕の経験からいうと一番いいのは、共通の知り合いに間に入ってもらう。

(トミー)仕事上の話で言えば、合わない人が同僚なのか、上司なのか、部下なのかっていうのはあるかもしれませんけれども、両方を知っている上司とか客観的に「その人もこの人のいうことだったら話聞いてくれるよね」というようなタイプの人に間に入っていただいて、3人で会話するってことですね。


もう建設的な話ができないっていう話をしている段階で、この後何を喋っても感情論になるんで、一旦は2人で話すのをやめて間に入ってもらい、3人なり4人なりで会話をしていくというようなことが対応方法としてはあるんじゃないかなと思います。


まあこの手の話は誤解から始まってるケースも結構あると思うんで、間に人を入れることで誤解をほぐしていく。こんなようなことが僕からのおすすめの話かなという風に思います。


まとめ

(サトウ)価値観が合わない職場の人との付き合い方として、建設的に話し合いをするには、二つの場合があり、それぞれ答えがあります。


一つ目の①相手のことを全く知らない場合の答えは、「ある言葉、一つの事柄でシャッターを閉めず、まず相手の事を調べて理解していく」です。

※過去と他人は変えられないので、自分のアプローチで未来を変えていきましょう!


二つ目の②相手をよく知っている場合の答えは、「自分の方が大人だな。と心に余裕を持つこと」相手が話を聞きそうな共通の知り合いに間に入ってもらうことです。



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●人材育成・組織課題の解決支援を行う株式会社エクスペリエンサーは元リクルート役員冨塚と、同じくリクルート出身の富樫とで共同創業をした会社です。

人材育成は体験に軸足を置いた研修が特長。組織課題の解決は、各企業のありたい姿の実現に寄り添い、現状とのGAPを埋める課題解決策の実行を支援いたします。何かしらの人と組織にまつわる課題の解決をお考えの企業様は、是非お気軽にお問合せください。

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