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反抗的な逆パワハラ部下への対処法は?【モンスター社員に対する管理職の為の元リクルート役員流マネジメント】


モンスター部下との付き合い方

マネジメント総数10,000人以上!元リクルート役員で弊社、株式会社エクスペリエンサー取締役 冨塚 優(通称:トミー)が主催する、人材育成、組織開発のナレッジが詰まったYOUTUBEチャンネル「ポケカルビジネスTV」の内容をダイジェスト版としてご紹介していきます。


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【この記事(反抗的な逆パワハラ部下への対処法は?)で書かれていること】


逆パワハラな部下にどう接するべきか?

ビジネスお悩みQ&Aコーナー

(ヒガキ)今日は質問箱です。おなつさんからの質問です。

私は勤続20年のベテランの部下を持っていますが、逆パワハラとも言える言動に悩まされています…。ミスがあって指導する場合に非を認めず、言い訳をするのはまだ分かりますが、急に感情的に、「自分のせいにするな!失礼ではないか!」と大声を出したり、彼女から仕事の途中報告を受ける際に話が伝わらず、足を踏み鳴らして「なぜ分からないの!」と事務所中に響き渡るほど興奮して激怒します。

ですのでこちらは常に敬語で話しますし冷静に話すようにしています。ただパワハラを盾にされており、指導しても何かしら更に上司に報告する始末です。どう改善していけばいいかご教授下さい。


まずは、上司と話し合う


(トミー)改善のしようがありませんね、これは。こういうタイプの人なんで。なるべくこういうタイプの人とは関わらないに越したことはないということだと思いますよ。じゃあどうすればいいのか?という話ですけど、まあいくつかあると思うんですけど、まず一つはちゃんと上司と話し合うってことですよ。


自分は、もうこういうことで甚だ困っていると、逆に訴えたいくらいだと。どういう風に対応すればいいんですか?というのをもう上司に考えさせる。「そんなこと言わずにお前が考えろ」みたいにね、まあ切り替えされるかもしれないですよ。ただ、ちゃんといかに困っているのかとか、酷いのかっていうような話はちゃんと上司にも認識をしてもらうっていうことはすごく大切だと思います。自分以外の人にしっかりとそれを「あれはひどいですよ!!」って言う風に言ってもらえる人をちゃんと作っておく必要があると思います。


このケースの場合は、密室でこういうようなことが起こってるって感じじゃないですよね?会議室での会話ではなさそうなので、フロアに響き渡るみたいな、で、見てるわけでしょ、それ周りの人。見てた人に対しては同僚とかね部下かもしれないけど「皆さんはそれを見ててどう思われますか?いや、これ私に非がありますかね?」


ひょっとして「ある」って言われたらそれはあなたが問題ですっていう話なのかもしれないけども、おなつさんが言っていることが正しいんだとしたらね、周りの皆さんも「あれは酷いよね」と思って見てるはずじゃないですか。


自分以外の客観的に見ている人から上司に言ってもらう

上司に言ってもらう

(トミー)なので、そういう方々からも上司に言ってもらうっていうようなことは、まずは最初にやられた方がいいと思います。ただ、「そんな話は言ってますよ・・・」というようなこともね、往々にして考えられると思います。

この場合勤続20年の部下の人の方が先にもう自分の上司に言ってて、いかにも「ヒガキさん(自分)はひどいんですよ!」という風に言われた後に、「トミヅカ(部下)さんはひどいんですよ・・・」って言ったとしても、(自分の上司)「何言ってんだ!ヒガキ(自分)の方に問題があんだろ」っていう風に言われてしまうかもしれない。


それはさっき言ったように自分以外の客観的に見ている人から言ってもらうもしくは一緒に言うとか、場合によっては録音しておくとか、もう今の時代そういう時代ですから。よくね、部下が上司怒鳴ってるのをパワハラ撮ってるみたいな話もありますけども、その上の人がその場面を見ていたんだったらなんで注意しないのって話ですけど、見ていない所でこういうことが起こってるんだったら、ちゃんと録音してこんな感じですと聞いてもらうのも一つかもしれませんね。

この上司ダメですよね

(トミー)今、自分で言いながら思ったんですけど、見てて何も言わなかったらこの上司ダメですよね。そうすると、上司の上司に行くかとかね、それはまあ1人で行かない方がいいんでしょうね。で、実際にこういうようなマイナスが起こっているっていうね。おなつさんが困ってるっていう話をしても「それはお前がなんとかしろ、お前が我慢しろ」っていう風に言われて終わっちゃうケースも考えられるから、組織としてとか、部署として、会社として、この人がこういう風な言動をとることによって、こういうマイナスが生じていますっていう言い方ができるんであればこれベストなんですけどね。


直情的じゃないすか。なので、こういう人にキレ返しても全然意味がないので、かといって冷静な対応をずっとしてたとしても、グアーッとなってる人が相手がずっと冷静に対応してるとさらに血がのぼるっていうね、ケースもあるので、そういうような所のやり取りっていうのは気を付けた方がいいと思いますよ。


上司に話しても埒が明かなかったら、外部の団体に相談する


まああとはもう上司に話しても埒が明かなかったら、外部の団体に相談するんでしょうね。この会社がパワハラ110番みたいなの持ってるかどうかっていうのはわからないですけど、パワーハラスメントっていうのは立場を利用して圧をかけるってことですから、上司部下という関係だけがパワハラっていうのが成立するってことではないですよ。

上司に対して一方的に攻撃をできてしまう

(トミー)部下ということで上司に対して一方的に攻撃をできてしまう。で、何か言い返すとすぐパワハラだっていう風に言われるみたいなことで悩んでいる、と。「部下という立場を利用して圧力賭けてますよね?上司に」っていうような相談の仕方もまあひょっとするとあるんじゃないですかね。


自分のマネジメント能力が低いのか?というモヤモヤ


(ヒガキ)こういう逆パワハラみたいな言動をメンバーとかにされる時に、自分のマネジメント能力が低いんじゃないかみたいなところを自分で考えてしまうようなことも結構あると思うんですけど、仕方がないことというか、合わないみたいなところでモヤモヤを解消していくもんですか?


うまく伝えられたら感情的にならないかもしれないとか自分がいい伝え方をしたら、非をきちんと認めて改善できるとか指導力とかコミュニケーション能力っていったところが問われるっていう風に感じるんじゃないかなって思うんですよね。

自分の能力がないんじゃないか?

(ヒガキ)パワハラに感じている時は、相談するっていうところは一個あると思うんですけど、自分の能力がないんじゃないか?みたいなところのモヤモヤみたいなのっていうのは、どう解消していく?


(トミー)まあ見てる周りの人から意見もらうんじゃないですか?


(ヒガキ)きちんと伝えられてるよとかそういう・・・


(トミー)「見ててどうでしたか?」と。「ヒガキ君の伝え方もありゃないよね」って言われたら問題がある。


(ヒガキ)そうですね。


(トミー)「あ~れはひどいよね!」っていう、見てるわけだからさ。僕が今言った話は、ちゃんと伝えられているということが前提です、もちろん。そこがどうなのかっていうのは客観的に聞かないとわからないでしょ?


(ヒガキ)一人で悩むより客観的に自分がちゃんと伝えられるかも含めて、相手がどうかってとこも客観的に聞けると確かになんかすっきりしますね。


(トミー)だからあとは、なんでそこまで怒るの?っていうのは冷静な時に聞いた方がいいかも。普通の時にさ。


(ヒガキ)機嫌のいい時とか。


(トミー)会議室とかで。みんなの前では、そういう会話しない方がいいでしょうね。「なんでそんなこと言うんですか!」みたいになるから。というか、そういうような体験したことある?


(ヒガキ)逆パワハラですか?ないですね・・・


(トミー)あんまり見たことないんだよなあ。逆ギレされたことないしなあ。


(ヒガキ)結構同じような悩みも来てたので、世の中的にはよくあるのかも。


(トミー)後はその、この人の普段がどんな人なのかってのが、ちょっとこの情報からだけだと、わからないんですけど、普段は淡々と仕事してるとか喜怒哀楽が激しいっていうような感じじゃない人が、ある瞬間的にブチっといくっていうようなタイプであれば、嵐が通り過ぎるのを待って、冷静になってから普通に話すというようなこともあるんでしょうけど、常に何か言うとガーッと返ってくるっていうようなタイプの人は、まあ病気かもしれませんからね。

まあ病気かもしれませんからね

(トミー)適応障害というようなこともあるかもしれませんし。でも、20年この人仕事してんだよね。この会社で。


(ヒガキ)そうですね。


(トミー)じゃその前の上司とかどういう風に対応してたんだろうね。


(ヒガキ)もしかしたら回って回って回って今、とか?


(トミー)まあそういう人も実際に過去、直属の部下じゃなくて部下の部下の部下くらいでそういう人いました。

僕はガーッとなってる場合見たことないけど、もうそうなったら止められないっていうようなタイプの人がいちメンバーとしていて、で、その人をどういう風に扱うのかって、なかなか難しいっていうような話は聞いていた人がいました。

彼・彼女をコントロールできるようなマネージャーに任せる

(トミー)それはどうするかっていうと、彼・彼女をコントロールできるよなマネージャーに面倒見てもらうしかないですよ。なので、今の話の裏を返せば、「私には手が負えません。それで、「君のマネージメント力が・・・」って言うんだったら、それでも結構です。じゃあ面倒見れる方がいるんだったら探してその人にやってもらってください」って言うような話も一つかもしれないですね。


なんでもかんでも対応するっていうのは、どうかと思うよ。ほんとに。お客様は神様ですってね、昔三波春夫さんのね、台詞にありましたけど、ダメなんですよ。お客様は王様です。はいいんだけど、神様ですからね。王様はこう持ち上げとけばいいんだよ、部下は神様ですか?っていう話になってきちゃうよね。


(トミー)(ヒガキ)そうですね。ありがとうございました!


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