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セクハラ・パワハラ上司の特徴とは?6大NG特徴を元リクルート役員がマネジャーに指南!


ハラスメント上司6大NG特徴

マネジメント総数10,000人以上!元リクルート役員で弊社、株式会社エクスペリエンサー取締役 冨塚 優(通称:トミー)が主催する、人材育成、組織開発のナレッジが詰まったYOUTUBEチャンネル「ポケカルビジネスTV」の内容をダイジェスト版としてご紹介していきます。


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【この記事(セクハラ・パワハラ上司の特徴とは?)で書かれていること】


ハラスメント認定を恐れないために気を付けること

ハラスメント問題

(ヒガキ)最近、ハラスメントって言葉が色々あって、マネージャーとかをやる上で、かなり注意しなきゃいけないなっていう風に思ってまして、逆にこうハラスメントが怖いみたいなマインドになってるマネージャーが結構いるので、ハラスメントに対してのトミーさんの考え方をお伺いしたい。

トミーさんの考え方と対応は?

(トミー)難しいよね。結局ね、ハラスメントってなにを言ってるかというと、本質的には関係性なんですよ。例えば、同じことをAさんとBさんがCさんに対してしたとしても、Aさんに対しては別に何もハラスメントと思わない。でもBさんにはハラスメントだー!っていうことがものすごく起きているんです。現実的には。


何で同じことをやってるのに、そうなんですか?ってそれは、Aさんに対しては関係性が良いとか好意を持っているとかそういうことだから、Aさんからやられても何も思わないんだけど、Bさんに対しては関係性が良くないとか好きではないとか思っていると、ハラスメントだって周囲に言う。ということなんですよ。


NGポイント①そもそも関係性ができていない

そもそも関係性ができていない

(トミー)だから根本的な対策としては、どんな人とも良好な人間関係を築くってことしかやっぱりないんだよ。結論言っちゃったけど、例えば、行為・行動に気を付けるって言ってもね、限界があると思うよ。もしくは何も言わないっていう話にになっちゃうからさ。


(ヒガキ)そうですね、はい。


(トミー)そうするともう、何もできないじゃないですか。ハラスメントだっていう風に言われることに対して、最終的にね、大きな会社の場合でいえばさ、相談しに行く場所があって、そこから報告があったと話が合ってヒアリングをされるわけです。で、ジャッジされるわけ。そこで周囲にヒアリングが入るから、周りの人たちが「いや、それはそんなことないですよ!」っていってくれるかどうかっていうのもここは大きいと思うわけ。


だからヒガキの友達がね、「怖い・すぐハラスメントって言われるんじゃないか?」っていうのは、特定の人への対応にだけ、そういう風に言われてるのだったら、そんなに怯えなくても僕はいいんじゃないかなと思う。他の人たちがみても、「それはあんたやりすぎでしょ!」って言われたらアウトなんですよ。

訴えてくる人と訴えられてる人、両方の話を聞く

(トミー)一番多いパターン、訴えてくる人と訴えられてる人両方の話を聞くわけですよ。そうすると180度近く話が違うわけ。ほとんどの場合。ちなみに僕ね、内部統制担当役員もやってたわけ。だからその手の話をジャッジをするとか、ジャッジする会議を催すってことも、もちろんやってきたし、それはカンパニーとか会社の中でまず一旦判断をして、内部統制の部署と相談しながら決めるってこともあるし。


NGポイント②周りに見られることを意識できてない

周りに見られることを意識できてない

(トミー)そういうようなところを経過してきた僕から言うと、周囲がどういう風に認識してるかはものすごくジャッジをするときに大きな話ですよ。さっき言ったように、CさんだけBさんのことをハラスメントと言っている。他の人たちは「別にBさんのことはそんな大したことないですよ」って言うんだったら、「それはCさんの方にも問題があるよね」って話にはなるよね。

思わぬところから火の粉が降ってくる

(トミー)あと、思わぬところから火の粉がふってくるんだよね、ハラスメントっていうのは。どういうことかって言うと、例えば、俺とヒガキっていう間の関係性があるじゃないですか。だからヒガキのことをよく知ってるし、俺のことを頼ってくれるとかさ、そういうような二人の関係性っていうのがあるわけよ。


そこで、俺がこう、いじり倒してるとか、こういう所は強めに叱っても大丈夫だよね!とかこの言葉遣いしても大丈夫だよねみたいな、二人の関係性の間において話をするわけ。「何だもう、そんなんじゃやってらんねーな。一回あの~死んだ方がいいんじゃないの?」みたいな。すごい今デフォルメして言ってますよ!


(ヒガキ)言われたことはないですよ!


(トミー)で、「何言ってんスかー、もう勘弁してくださいよ(笑)」みたいなことを普段だったら返すのに、たまたまヒガキが「…チッ…なんすかそれ」と、ムッとしたのをサトウが見てて、「(サトウ)トミーさん、ヒドすぎるんじゃないですか!?ヒガキさんのこと死んでしまえみたいに言ってました!!!これってパワハラですよね!?」みたいな。そうすると周りの人間も聞いた聞いた言ってた言ってたみたいなさ。ここ(トミー・ヒガキ間)においては何の問題もないんだけど、聞いてる周りが不愉快だとかさ、これセクハラでよくある話なんだよ。


(ヒガキ)あ~~~~そうですね。

飲み屋の延長みたいな会話をフロアでする

(トミー)下ネタOKの女子がいたりしてさ、無意識にこいつはこれぐらいの会話してOKだろみたいな。飲み屋の延長みたいな会話をフロアでする、たまにバカな奴がいるんだけど、そうするとそれをやり取りしてる本人はOKだけど、聞いてる女子は不快極まりない。そういうような話がある。


NGポイント③当事者同士がOKならハラスメントが生まれないと思っている

当事者同士がOKならハラスメントが生まれないと思っている

(トミー)だからセクハラ・パワハラにしても、本人同士じゃない所から火の粉が降ってくることはかなり多い。なので、見られてるってことを意識しろってよく上司の人間には言う。あと、部屋でさ、面談とかしてさ、悔しいとか悲しいとかじゃなくてさ、逆にうれしいとかでも、泣く人がいるわけだよ。「泣いたまま部屋出ていくのはやめてくれ…」って俺はよく言う。


(ヒガキ)確かにそうですね(笑)


(トミー)「ちょっとあのー、一旦あの、涙が止まるまで、俺が部屋出ていくからそこで鏡見てオッケーっていうまでお前残ってろ!」って。特に異性の場合はすごい誤解されると困るからね。


(ヒガキ)ハラスメントってすごい当事者同士の話に意識がいっちゃってましたけど、周りにどう見えるかとか、あとはAさんとBさんとCさん全員に同じような対応をしてるのに、Aさんから「ちょっとハラスメントじゃないか?」っていう風に言われたときは、BさんCさんは「そんなことないですよ」っていう風に言ってもらえると思うんですけど、Aさんだけには強く当たってると自分でも明確にわかることをやってくと、比重が変わっちゃうとそういう風な見られ方をするなと。


NGポイント④人によって態度を分ける

人によって態度を分ける

(トミー)だからそういう時は平場でやらないんだよ。部屋でやるとかね、叱る時とか含めて。周りからどう見られるかってことはものすごい重要だっていうこと。これは俺ね、すごいマネージャ・課長になる前にすごく上司からよく言われた。


「(トミー上司)言ってることは正しいんだけど、その言い方がよくない。もっと自分の影響力を考えろ。お前が思っている以上にお前の発言は影響力があるんだから、発言に気をつけろ!」

「(トミー)・・・気をつけろって言われても何がマズかったんだかさっぱりわからないもんな」って思ってた当時。で、上司が変わった時に、その上司が具体的に言ってくれたんだよ。


「(新上司)さっきお前がヒガキ(仮名)に言ってた話ってのはその通りなんだけど、その言い方をすると周り引くよ。『売れてんのは当たり前じゃん。そんな当たり前のこと聞くなよ』というのを売れてない奴が聞いたらどういう風に思うと思う?お前にとっては当たり前のことでも周りにとっては当たり前じゃないんだから、ヒガキとの間ではいいかもしれないけど、出来てる人からそんな言われ方すると、2年目、3年目の人が聞いてて、あんな人がマネージャーになったらやだなとか思われるんだよ」ってそういう風に言ってくれないと理解できなかった。


NGポイント⑤誤解を招くことをしている

誤解を招くことをしている

(ヒガキ)確かに。何気なく言った言葉でもトラウマになっていることがあるかもしれないということですよね。


(トミー)トラウマかどうかはわかんないけど


(ヒガキ)叱っていただく姿を見るだけでも怖いとか・・・そういうのありますね。僕がいいからいいやっていう話ではないですもんね。

パワハラとかそういうようなことを委縮してしまって叱れないのは最悪

(トミー)もう一つはね、パワハラとかそういうようなことを萎縮してしまって叱れないのは最悪なわけですよ。その注意の仕方には気をつけなきゃいけない。で、相手のタイプをみて言っていい事と悪い事もあるし、言葉の使い方としてね。そこはどういう風に話をするのか考えてから伝えるってことが大事だよね。

怒ると叱るの違い分かる?

(トミー)怒ると叱るの違い分かる?


(ヒガキ)・・・怒るは、感情に任せてるようなイメージありますね。叱るは・・・相手に変わって欲しい願望がある。


(トミー)よく言われる言葉として、怒るは感情・叱るは愛情って言うんですよ。


NGポイント⑥感情的に対峙している

感情的に対峙している

(トミー)なので、感情的に対峙してはいけないということ。怒るのではなく叱ってください。これを注意して改善した方がいいよねって相手に愛情をもって話をする。そういうような思いをもって話をしていれば、基本的にハラスメントって言われるようなことは減ると思うよ。

周囲との関係性をしっかりと気にしながら言動に気を付ける

(トミー)まあ一番重要なのは関係性の質になってくるから、周囲との関係性をしっかりと気にしながら言動に気を付けること。


(ヒガキ)ハラスメントだと当事者同士ですっていうのをすごい意識しちゃって萎縮しちゃってましたし、信頼関係できてないって感じる時は萎縮…みたいなの結構あったかなと思うんですけど、ちゃんと周りの見え方を意識したりとか自分の言葉をどういう風にやっていくか?考えながらやることで、萎縮せず前向きにやれるようになるんじゃないかと、友達にも言ってみます!


(トミー)(ヒガキ)本日もありがとうございました!


本日の学び

本日の学び

(ヒガキ)セクハラ・パワハラ、不快な思いを知らず知らずのうちにさせてしまっているかも・・・。ハラスメントを防止するために何をすればいいのか非常に勉強になりました。


①同じ言動でも関係性の質により相手にハラスメントと受け取られることがある

良い関係性を築くが大前提ですが、人によって態度を分けない、など周りにとってハラスメントとフォローしてもらえる関係性を心がけましょう。


②当事者同士は良くても、周りがハラスメントに感じることがある

みんなの前で下ネタOKの人と下ネタを話す、仲良しだからいじるなどついついやってしまいがちですが、周りにハラスメントに感じる方がいるかもしれません。周りが誤解をするような行為にも注意です。


③「萎縮して叱れなくなる」が最低

叱るは愛情。相手の成長を考えて注意した方がいいこと、改善した方がいいことをハラスメントに怯えて伝えないっていうのは言語道断です。しっかり愛情をもって接する、周りの目を考えて行動するで、ハラスメントに必要以上に怯えないようにしようと思います。


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